【例文あり】コールセンターへの転職が成功する志望動機の書き方|転職マニュアル

コールセンターへの転職が成功する志望動機の書き方

コールセンターへの転職が成功する志望動機の書き方

効果的な志望動機って?

コールセンターで働きたいと思っても、いざ志望動機を考えてみると「何を書いたらいいか分からない…」と立ち止まってしまいがち。

「未経験で何をアピールしたら良いか分からない」「ブランクが長くて志望動機で経験をうまくアピールできない」「給与が高いから、シフトが自由だからって、正直に書いていいのかな?」…
志望動機は採用を左右する大きなポイントなだけに、どう書いたら有利になるのか迷ってしまいますよね。

最近では、履歴書不要の採用も増えていますが、志望動機は面接でも必ず聞かれる項目です。
そこで、本記事では、コールセンターで働くうえでの効果的な志望動機の書き方を解説!
職種別・経験別の例文もご紹介していますので、しっかりとポイントを押さえて、転職成功に向けた志望動機を用意しておきましょう!

 

コールセンターの仕事に向いているのはどんな人?

コールセンターの仕事は、主に「お客様から購入手続きやお問い合わせの受け付ける【受信業務(インバウンド)】」と、「アンケート調査や商品・サービスに関する内容をお客様にご案内する【発信業務(アウトバウンド)】」の2種類に分類されます。

まずは、それぞれの業務ごとにどんなタイプの人が向いているのかを考えていきましょう。

 

受信業務(インバウンド)向きの人は

受信業務は、お客様からのご要望やお問い合わせを正確にくみ取り、的確なご案内をすることが求められます。
そのため、「お客様の話にしっかりと耳を傾けられること」が何よりも大切。
的確なご案内や応対の仕方は、マニュアルや研修を通して学ぶことができるため、「お客様のお話をきちんと聞けて、会話が苦にならない方」であれば受信業務に適しています。

「トークスキルが高くないとダメかな」「言葉遣いに自信がないから向いていない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうしたスキルは後からでも十分身に付けられますよ。
未経験からコールセンターのお仕事にチャレンジしたいとお考えの方は、受信業務から始めるのがオススメです。

 

発信業務(アウトバウンド)向きの人は

発信業務は、こちらから電話をかけるため、トークスキルや積極性が必要と思われるかもしれません。
しかし、一方的に話をするのではなくお客様とコミュニケーションを取りながらニーズに合わせたご案内をすることが大切。
そのため、最も重要なのは受信業務同様「お客様のお話をきちんと聞けること」です。
また、時にはご案内してもお断りされてしまったり対応がうまくいなかなかったりすることもあるため、「気持ちの切り替えができること」も大切。
一日に何人ものお客様と話をするわけですから、一回一回気持ちを切り替えて対応できる方は、発信業務に向いています。
発信業務は、コールセンター経験者の方はもちろん、営業や接客・販売などのスキルを活かして活躍している方も少なくありません。

 

採用担当者は志望動機のココを見ている!

コールセンターにおいて、仕事に対する姿勢や話の仕方は重要な採用ポイントのひとつ。
採用担当者は志望動機を見る際、以下のような点に着目しています。

・お客様としっかり向き合うことができるかどうか
・仕事に前向きに取り組み安定して長く活躍できそうかどうか
・会話やコミュニケーションでどのようなことに気を付けているか
・丁寧な言葉遣いやはっきりとした口調で話すことができるかどうか など

これまでの仕事への向き合い方や前向きな姿勢、話し方で心掛けていることなどを意識しながら志望動機をまとめておくと、採用担当者の着眼点とも合致しやすいですよ。

 

【職種別】志望動機のポイント

ここからは、受信業務・発信業務に分けて具体的な志望動機のポイントについてご紹介していきます。
履歴書の書き方についての詳しい記事は、スマートワークチョイス内にある「コールセンターで働きたい!魅力的な履歴書の書き方を解説」を参照ください。

 

受信業務(インバウンド)の志望動機

受信業務は、お客様によって状況が異なるため、お問い合わせ内容も多岐にわたります。
様々な内容に臨機応変かつ的確に対応するため、多くの企業では業務の知識を習得したりロールプレイングによる実践研修をしながら学ぶ時間を十分に設けています。

そのため、学ぶ姿勢や成長意欲などをアピールすることで「しっかり長く活躍してくれそうだな」と好印象を持ってもらいやすくなることも。
また、お客様との会話が資本となる仕事ですから、普段の会話で意識していることや、「お客様に喜んでいただきたい」という想いも、コールセンタースタッフとしての大きなアピールポイントになります。

 

発信業務(アウトバウンド)の志望動機

発信業務は、商品やサービスに関するご案内が主な業務となり、ある程度のトークスキルが求められる仕事でもあります。
ただし、それ以前に電話をかけることに抵抗がないことやお客様との会話が苦にならないことの方が大切。
「お客様と会話することが好き」「商品やサービスをご案内することでお客様の役に立ちたい」という想いは大きなアピールポイントになります。

また、営業や接客・販売などの経験がある方は、お客様とのコミュニケーションで意識してきたことなどもしっかりアピールしましょう。
加えて、問題や壁にぶつかったときの乗り越え方や気持ちの切り替え方なども伝えられると、活躍できそうな人材と捉えてもらいやすくなりますよ。

 

【経験別】志望動機のポイント

志望動機は、実務経験の有無によっても変わってきますよね。
ここでは経験者・未経験者別に分けて志望動機のポイントを解説します。

 

経験者の志望動機

経験者の場合、前職での実績やこれまでの経験を次にどう活かせるかをしっかりとアピールすることが大切。
「○○のサービスに携わってきた経験を貴社の△△事業に活かせると考え応募しました」
逆に、前職での不満や悪口などは「入社しても不満が出てきたらすぐに辞めてしまうのでは?」とマイナスなイメージを持たれる可能性があるため避けた方が良いでしょう。

 

未経験者の志望動機

未経験の場合、何をアピールすべきか悩みますよね。
しかし、コールセンターは未経験でもチャレンジしやすい仕事ですので、心配することはありません。
例えば

・「人と会話することが好きなのでコミュニケーション力を活かしたい」
・「チームワークや仲間とのコミュニケーションを大事にしながら仕事を進めてきた経験を活かしたい」

といった経験やスキルは十分強みになりますよ。
これまでの経験や培った力は、異業種であってもしっかりアピールしましょう!

 

コールセンターの志望動機の注意点

志望動機を考えた時に、「今よりも給与が高いから」「シフトの融通がききやすいから」といった理由しか思いつかない…という方も中にはいるかもしれませんね。

正直に伝えることは悪いことではないのですが、そのまま伝えてしまうと「自分の都合しか考えていないのかな」とマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。
上記のような志望動機は、採用担当者にとってプラスに受け取ってもらえるように言いかえてみましょう。

例えば、「今よりも給与を上げたい」という動機がある場合、「夢や目標を叶えるため」「子どもの将来の教育資金のため」などの目的が明確であれば、採用担当者からも目標のために真面目に働いてくれそうだと捉えてもらいやすくなります。
少々マイナスイメージになりそうな志望動機は、一度立ち止まってプラスな理由に変換してみてくださいね。

 

【例文紹介】コールセンターの志望動機

ここからは、受信業務・発信業務/経験者・未経験者別に志望動機の記入例をご紹介します。
これまでご紹介したポイントを踏まえて、ぜひ参考にしてみてください。

 

受信業務(インバウンド)編

<ポイント:学ぶ姿勢やお客様に喜んでもらいたいという気持ちをアピール>

前職では、仲間とのコミュニケーションを大切に考えチームワークを取りながら業務に励んできました。
そうしたコミュニケーション力を活かしながら、お客様に喜んでもらえるような仕事がしたいと考え、コールセンターの仕事を志望しました。
また、貴社の充実した研修内容に惹かれ、しっかりと成長できると感じ応募させていただきました。

 

 

発信業務(アウトバウンド)編

<ポイント:お客様の役に立ちたいという気持ちや、気持ちの切り替えができることをアピール>

営業としてお客様のご要望に合わせたご提案をしてきました。
その中で、お客様のお役に立て時や喜んでいただけた瞬間にやりがいを感じ、これまで以上にお客様のお役に立てるような仕事がしたいと考えコールセンターの仕事を志望しました。
また、壁にぶつかった際、失敗ばかりに目を向けるのではなく、次にどうしたらうまくいくかを考え、毎回気持ちを切り替えて仕事と向き合ってきました。
電話越しでのコミュニケーションには難しさも感じますが、お客様一人ひとりと毎回新鮮な気持ちで向き合い、真摯に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

経験者編

<ポイント:実績や経験、活かせるスキルをアピール>

前職では、○○のサービスに3年間携わってきました。
サービス内容は異なりますが、これまでの経験を貴社の△△事業にも活かせるのではないかと考え応募させていただきました。
また、コールセンターでの法人営業経験を通して、お客様に寄り添った丁寧な対応とトークスキルの向上に努めてまいりました。
その結果、チームの受注率アップに貢献し、月間の獲得目標件数を三期連続で達成することができました。
こうした経験を活かし、お客様満足度の向上や業績アップに貢献し、将来的にはスーパーバイザーとしての活躍を目指したいと思っております。

 

 

未経験者編

<ポイント:コミュニケーション力やチャレンジしたい気持ちをアピール>

もともと人と話すことや人を喜ばせるのが好きで、お客様に喜んでもらえるような仕事がしたいと考えコールセンターの仕事を志望しました。
未経験のため不安もありますが、貴社の充実した研修プログラムに魅力を感じ、思い切ってチャレンジしようと決意しました。
お客様に寄り添い、多くの方に喜んでもらえるようなスタッフを目指したいと考えております。

 

 

まとめ

今回は、コールセンターで働くうえでの志望動機のポイントについてご紹介しました。

コールセンターは、何よりもお客様に寄り添って丁寧にお話を聞くことが大切!
「志望動機に何を書いたらいいか分からない…」と悩まれる方は、普段の会話で意識していることや、お客様との会話が苦にならないということも、十分なアピールポイントになりますよ。
また、「給与が高いから」など少々マイナスイメージを持たれてしまいそうな志望動機は、採用担当者にとってプラスに映るよう、伝え方を工夫してみてください。

今回ご紹介させていただいた例文は一例になりますので、ぜひご参考にしていただきながら、コールセンターへの就職をスムーズに進めてくださいね!

 

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