内定をもらったら?応募から入社までの転職の流れをご紹介|転職マニュアル

内定をもらったら?応募から入社までの転職の流れをご紹介

内定をもらったら?応募から入社までの転職の流れをご紹介

応募から内定、転職までの流れ

次のステップアップを目指すための転職活動の流れについて解説します。
どのように企業に応募して、内定連絡を受けたらその後はどうしたらよいのか。
全体的な流れがつかめないと、不安ですよね。
本記事では、転職活動に必要な手続きや連絡方法などを詳しくご紹介します!

 

求人を探して応募する

転職活動を始める際に自分の働きたい条件をリストアップしましょう。
仕事内容やスキルアップ、給与など様々な希望があるはず。
その条件に合った企業を探し、応募をします。
その際、方法は2つあります。

・企業の採用窓口に直接問い合わせる
・転職エージェントを使う


企業の採用窓口に直接問い合わせる場合、企業のHPの応募フォームや採用担当者に電話・メールで連絡するパターンがほとんどです。

転職エージェントは仲介者となって、応募者と企業をつないでくれます。
全体的な転職のサポートを行ってくれるほか、連絡もエージェントを通して行います。

 

転職したい企業の選考に進む

転職したい企業とコンタクトが取れたら、選考に進みます。
最初は履歴書を送り、書類選考があることがほとんどです。
履歴書のほかに、企業が求める人材かどうか見極めるために職務経歴書などの書類を求められる場合があります。

書類選考を通過したら、面接です。
面接の回数は企業によって様々ですが、一般的には1~3回ほど設けられています。
最初に採用担当、次に入社予定の部署の責任者、そして企業の役員というようにステップに合わせて面接官が異なる場合もあります。

詳しい入社理由や、やりたい仕事内容など、自分の意思を伝えることも大切ですが、ここは実際の業務内容や職場の雰囲気などに認識の相違がないか確かめる場でもあります。
質疑応答の時間に聞きたいことを忘れないようにしましょう。

また、面接後は毎回必ずお礼の連絡をしましょう。
時間を割いて面接をしてくれたことへの感謝の気持ちや、入社への意欲を伝えます。

 

内定連絡後はすぐにお礼の返事を

最終面接が終わった後、企業側から採用の意向があると電話もしくはメールで内定の連絡が来ます。
その際、正式に内定を受ける前に、雇用形態や給与、勤務時間などの労働条件をしっかり確認しておきましょう。
本当にその企業で働きたいか、じっくり見極めることが肝心です。

内定連絡のメールに労働条件が書いてあることもあります。
書いていない場合は、採用担当者に労働条件の文書を郵送かメールで送ってもらえるか聞いてみましょう。

内定連絡をもらったら、まずは連絡のお礼を伝えます。
その後、内定の承諾や保留、辞退を検討します。

 

労働条件で確認すべきこと

労働条件とは、雇用形態、給与、勤務時間、休日、就業場所などが明記された書面で、企業側から採用者に通知されます。
「内定通知書」「労働条件通知書」「雇用契約書」など企業によってその表題は異なりますが、すべて同じく労働条件が記された書面です。
雇用契約を締結する際に一定の労働条件の書面における提示を労働基準法やパートタイム・有期雇用労働法により企業に義務づけられているため、必ず確認することができます。

記載された労働条件を見ながら、自分が求める環境が備わっているか見極めます。
労働条件を確認した上で、内定を承諾するかどうかを検討してください。
もし疑問がある場合は、採用担当者に問い合わせましょう。

 

労働条件の7つのチェック項目

労働条件をチェックする際に見ておきたい7項目をまとめました。

・入社日/契約期間(有期雇用であれば、更新基準※)/試用期間
・就業場所
・業務内容
・労働時間(始業終業時間/残業の有無/休憩時間/休日・休暇)
・賃金(月給、日給、時給、出来高など基本賃金/諸手当/割増賃金/締切日と支払日/支払い方法/ 昇給の有無※/賞与の有無※/退職金の有無※)
・定年制の有無/継続雇用制度の有無/自己都合退職の手続き/退職の事由
・相談窓口


※アルバイトやパートなど短時間労働で内定を受けた場合に確認すべきポイントです。

 

内定に対する返事をする

労働条件を確認したら、内定を承諾するか辞退するか決定します。
どちらの決断も企業への連絡は必須です。連絡手段は内定の連絡があった方法に合わせます。
内定通知が電話で来た場合は電話で、メールの場合はメールで伝えましょう。
また、転職エージェントが仲介している企業ならば、エージェントの担当者経由で連絡してもらいます。

内定連絡を受けた際に指定された期限までに返事をします。
また、期限がはっきりと指定されていないこともあるでしょう。
その場合は、遅くとも1週間以内には連絡します。
他企業の面接結果を待ってから連絡したいなどの事情で一旦返事を保留したいときはその旨を採用担当者に伝えて相談を。
言いづらい場合でも保留したい理由を正直に言い、どこまで待ってもらえるかを相談するとよいでしょう。
最大2週間前後を目安に聞いてみてください。

 

内定承諾の連絡のポイント

内定承諾の連絡における3つのポイントをご紹介します。
これらの要素を取り込んで連絡内容を考えましょう。

・感謝の気持ちを伝える
再度、感謝の気持ちを伝えます。多くの面接者の中から選んでもらったことにお礼を述べましょう。

・内定承諾の意思を述べる
「内定をお受けいたします」と内定を承諾することをはっきり伝えます。

・入社後の意欲を最後に伝える
「貴社での活躍を心待ちにしております」など、連絡の最後に入社後の意欲をアピールします。

 

内定辞退の連絡のポイント

次に内定を辞退する際はどのようなことを伝えればよいのでしょうか?
4つのポイントをご紹介します。

・感謝の気持ちを伝える
承諾の場合と同様、感謝の気持ちは伝えましょう。

・内定辞退の意思を述べる
内定を辞退させていただきたいという内容を最初にはっきり伝えます。

・辞退の理由は詳しくなくていい
理由については「検討の結果、内定を辞退させていただきます」と示せば、明確にしなくても大丈夫です。
企業側から理由を聞かれたのならば、「他社から内定をもらった」「自分の適正を考えた結果」など具体的な理由を伝えればよいでしょう。

・辞退することへのお詫び
最後に辞退に関する謝罪で締めくくります。
内定を辞退する・しないは個人の自由ですが、内定をくれた企業側の気持ちをしっかり受け止めていることを伝えなくてはいけません。
選考には時間をかけていますし、きっと入社後の活躍も期待してくれていたことでしょう。
企業側へのお詫びの気持ちを伝えて、誠実に向き合います。

 

入社日や退職日をいつにするか

内定を正式に承諾した場合のステップです。
いつ現職を退職して、いつ転職先に入社するのか、現職の様子を見ながら決めていきましょう。

 

退職日の決め方

退職時期を考える際は、引継ぎや手続きを考慮しましょう。
今の職場で仕事も残っているのに、突然「今日退職したい」と伝えたら上司や同僚を困らせてしまいます。
辞めたい日の1~2ヶ月前に伝えるのがマナーです。

正社員のような雇用期間に定めのない無期雇用の人は退職日の2週間前に通知しても法律上は問題ありません。
しかし、企業側が提示している就業規則では「1ヶ月前」のような期間を定めている場合があります。
トラブルにならないように退職するには、こちらを目安にしたほうがよいでしょう。

 

入社日の決め方

転職する企業から「この日に入社してほしい」という希望がない場合は、「現職の状況を考慮して入社日を決めてほしい」と言われる場合が多いです。
入社日は退職日の翌日がおすすめです。
退職日と入社日の間が1日でも空くと、事務的な手続きが発生します。
健康保険や国民年金などの社会保険の手続きや保険料が発生するため、自分で行わなくてはなりません。

 

雇用契約書の締結をする

次は、雇用契約の締結です。
労働基準法により転職企業先と雇用契約書を交わす必要があります。
企業側が提示する条件で了承するなら、契約書にサインをして郵送やメールで企業側に提出します。

 

入社の手続きをする

入社するにあたって、次のような書類を提出します。
書類によっては退職時に前の職場から受け取るものと自分で保管しているものがあります。
退職時に受け取った書類は整理して分かりやすい場所に保管しておくとよいでしょう。

・雇用保険被保険者証
・マイナンバー
・運転免許証などの本人確認書類
・年金手帳(2022年4月以降は不要)
・源泉徴収票
・給与振込先届出書
・健康保険被扶養者異動届(扶養家族がいる人のみ)
・扶養控除等申告書+ほか必要書類


企業によっては健康診断書などここにはないような書類の提出を求められることもあります。
採用担当者に事前確認するとスムーズです。

 

今の職場で退職に向けて仕事を整理

辞める日が決定したら、今の職場の退職準備をします。
上司と相談して後任者を決定、引継ぎ準備をしていきます。
引継ぎは資料を作成したり、業務で使うものを整理したり、取引先への挨拶・後任者の紹介をしたり、後任者が困らないようにするために必要なこと
余裕をもって行いましょう。

最後の出社日は社外秘の書類や備品など様々なものを会社に返却します。
事前にまとめて速やかな引き渡しができるようにしましょう。

そして、上司や同僚に今までのお礼を伝えることを忘れずに。
職場にもよりますが、小分けできる菓子折りなど渡して感謝を伝える人もいます。
また、社内にいないため、挨拶する機会がない人には、メールや電話で退職する旨と感謝の気持ちを伝えておきましょう。

 

まとめ

転職活動をする中で内定通知をもらった後の流れについてご紹介しました。
連絡を受けたら、まずはお礼を。その後で内定を承諾するか辞退するか決めます。
労働条件をよく見て、自分の理想の働き方がここで叶うのかしっかり吟味してくださいね。

内定を承諾するなら、今の職場に退職の旨と今までのお礼をきちんと伝えて円満退社を目指しましょう。
あなたの次のステップアップのための転職ですが、残される職場の人からすると個人の都合によるものなので、相手の気持ちを考えながら引継ぎを行って、気持ちよくお別れができるようにしましょうね!

 

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